予告していた動画の第二弾が完成しました!
今回は再生速度を速めずに書きだしてみました。
再生速度は視聴者側で変えることができるので、ベーシックでいこうというわけです!
再投稿した動画の字幕もそうですが、
見やすいようにフォントなども変更しました!
比較対象の動画はもう消しているので、
「前はこれより見にくかったのか~」てな感じで思っておいてくださいな!
では、早速!
どんな話?
今回の設定では、主人公の“ゆかり”さんが未亡人になっています。
前回よりも短いシナリオになっているので、起承転結の波は緩やかですかね?
細かい描写はせずに、要所を繋げていきました。
それではシナリオの序盤をを公開します(/・ω・)/
私は大学三年生のとき、社会人だっと夫と出会って恋に落ちました。夫は私に一目惚れだったようです。 私はアプローチをしてくれた夫の人柄の良さに惹かれました。 夫は仕事で海外にいることが多かったです。 そんな夫が、私が四回生のときに、これからのことを真剣に話したいと言ってきました。 当時の私は就職活動の真っ最中で、結婚なんてまだ先のことだと思っていました。 失礼な話ですが、夫ともいつか別れるときがきて、違う人と恋に落ちて結婚するものだと思っていたのです。 夫は、「俺はユカリと結婚したい。けれど、仕事で海外にいることが多い。 俺が海外にいる間に、違う男がユカリにちょっかいを出さないか、いつも気が気じゃないんだ」と言ってきました。 私はそんな夫が可愛いと思いました。 夫は続けて、「就職活動中のユカリに言うことじゃないかもしれないけど、 俺との結婚を真剣に考えてくれないか?」と言ってきました。 実を言うと、私はしたい仕事がありませんでした。 子どもが大好きなので、自分の子どもを大切に育てたいというのが、私のしたいことでした。 なので、私は「子どもを産ませてくれますか?」と尋ねました。 すると夫は何度も首を縦に振り、飛び跳ねて喜んでいました。 両親の許可をもらい、私は在学中に結婚することになりました。 子どもを授かり、順風満帆な新婚生活を送っていました。 夫の会社は育児に理解があり、夫は海外に長期滞在する仕事から外してもらえました。 ですが、子どもが幼稚園に入ったころ、夫はサウジアラビアでのプロジェクトチームに選抜されました。 夫は「少し長くなるかもしれないけど、日本で息子のことをお願いできるかい?」と言ってきました。 夫はとても悲しそうな顔をしていて、本音は違うのだろうと思いましたが、絞り出した夫の言葉を私は受け止めることにしました。 息子は泣きませんでした。 きっとすぐに帰ってくると思っていたのでしょう。 しかし、運命は残酷でした。 サウジアラビアに到着した夫から毎日あった連絡が、ぱたりと途切れてしまったのです。 そして数日後、夫の会社から、夫のプロジェクトチームが現場で事故に遭い、夫を含め13名が亡くなってしまったのです。 私は何も考えられず、数日間スマホを握りしめていました。 夫は生きていて、いつものように連絡をくれると信じたかったのです。 そんな私に息子は、「お母さん。僕がお母さんを守るよ」と言ってくれました。 夫から言い聞かされていたのかもしれません。 私は息子を抱き締め、二人で夫の分も生きていくことを誓いました。
シナリオ動画
完成したシナリオ動画がこちらになります!
サムネイルも見やすくなっているかと思います!
また新しい話も書こうと思うので、楽しみにしていてくださいな!
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