“かもめの玉子”というお菓子があるのですが、これがまたおいしいのです。ただ少しばかり気になることがありまして、そもそも鴎(かもめ)の卵ってどんなものだろかと思うのです。
お菓子である“かもめの玉子”は、白餡をホワイトチョコレートでコーティングしている。だからイメージは鶏の卵のような白い卵だったのですが………斑(まだら)模様でした。ちょっと大きな鶉(うずら)の卵みたいです。詐欺ですね。寧ろ鷺(サギ)の卵です。まぁ、美味しいので問題ありません。
ネーミングって大事ですよね。幾ら鷺の卵と似ているからといっても、“サギの玉子”では売れないでしょうね。新型コロナウイルスの影響で、“コロナ”という単語の印象が悪くなったように。コロナといえば“太陽コロナ”が連想されていた私はすっかり過去の存在。私も、検索エンジンも、新型コロナウイルスに感染してしまったようです。哀しいなぁ。
“かもめの玉子”の原材料名を見ていると、“トレハロース”という知らない単語がありました。見たことはあるのですが、何かと問われれば答えられません。それでは知っているとは言えない。調べてみると、「きのこ類や酵母などに含まれている自然界に存在する糖」らしいですね。また昆虫の体液にも含まれていて、ブドウ糖に変換することでエネルギー源ともなっているようです。トレハロースすげぇ……
人間は体内のおよそ70%が水分なわけですが、この水分が枯渇すると死んでしまいます。細胞が死滅しれしまいますので。実はこのトレハロースには細胞を守る働きがあるらしく、干し椎茸が水に浸すと元に戻るのもトレハロースのおかげらしいです。トレハロースぱねぇ……
謝謝、トレハロース!
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