週刊少年ジャンプにて連載されていた原作：稲垣理一郎、作画：村田雄介による漫画『アイシールド21』を、久しぶりに耳にした。アメリカンフットボールといえばこの作品と言っても過言ではないほど、代表的な作品だと思う。作中には黒人のパンサーというライバルがいて、生まれ持った天性のバネを活かし、“無重力の脚”と呼ばれるしなやかな走りをする。ちなみに40ヤード走を4秒1（1ヤード＝91.44cm）で駆け抜ける。今日はそのパンサーのおばあちゃんの得意料理“オートミール”について調べてみた。
スーパーで一般的に販売されているので、見たことがある人も多いと思うが、もしかしたら初めて聞いたという人もいるかもしれない。販売されているオートミールは、コーンフレークのように販売されている。ただ、原材料は違う。コーンフレークは、乾燥させたトウモロコシを挽（ひ）いて粉末状にしたコーンミールを水で練り、加熱して圧搾（あっさく）した長さ1cm程度のシリアル食品。
一方、オートミールは燕麦を脱穀して、調理しやすく加工したもの。イギリスやイングランドと歴史的・文化的に繋がりの深い地域であるアングロアメリカでは、燕麦を押し潰すかカットした加工品全般を示す。作中では粥状にして食べていた。味はそれほどよくないらしいが、栄養価は満点。近年、健康食品として注目されている。
精白した穀類よりも食物繊維やビタミン，ミネラルが豊富で、なんと食物繊維が100ｇ中10ｇもある。研究によれば、血中コレステロール濃度が低くなるそうだ。燕麦の水溶性食物繊維の大部分はβグルカンといわれる糖で、これに血中コレステロール値上昇を抑制する作用がある。更に血糖値上昇を抑制する作用、血圧を低下させる作用、排便を促進する作用、免疫機能を調整する作用もある。素晴らしい！
ちなみに、燕麦に含まれるβ1,3-グルカンには心臓病を発症するリスクを低下させる！！！
ちょっと明日、オートミール買ってきますね。
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