友人がグラタンを作ると言っていたので、ふと思ったことを書いてみる。
そもそも“グラタン”って何さ?日本発症ではないと思うが、アメリカ?イギリス?フランス?ドイツ?ロシア?いったい何処の国で生まれた料理だろうか……?
マカロニが入っているのでイタリアかな?けど、雰囲気的にはフランスのような……?
正解はフランスでした。フランス語だと“gratin”と書く。フランス南東部にドフィーネという地がかつて存在し、そこの郷土料理から発達したらしい。料理漫画とかだと世界の郷土料理からエッセンスを抽出して、自分の料理の隠し味にする展開がある。“グラタン”の意味は「料理の表面を少し焦がすように調理する」や「鍋に張りついたおこげ」というものらしく、「こ、この触感は“おこげ”か⁉そして製法は……グラタンだなっ‼」というワンシーンが思い浮かびますね。
ドフィーネの国旗には“赤いヒレをもつ白目の青い魚”が描かれている。12世紀、地元の支配者であるギィ4世・アルボンの紋章に“イルカ”があったそうなので、この魚はイルカと思われる。国旗描いた人、周りから何も言われなかったのかな……?
調べていて気づいたが、この場所ってシャルトリューズ修道院がある場所でした!私の好きなお酒の製法が生まれた聖地じゃないですかー!!ブランデーをベースにしたハーブリキュールで、130種ものハーブが配合されている。製造法はシャルトリューズ修道院の修道士三人しか知らない秘伝で、エリクサーの一種。お酒に強くて、ハーブが好きな人には、是非とも一度飲んで頂きたい。アブサントとは違う深みがあります。
まさかグラタンを調べていて、シャルトリューズに繋がるとは……なんか感動したなぁ。今夜はシャルトリューズ飲もう。
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