春菊とオレンジのサラダ

フード

 春菊が手に入った。さて、どうして食ってやろうか……

 春菊は室町時代にやってきた植物で、菊と似た香りの黄色い花を咲かせる。菊は秋に花を咲かせるのだが、この植物は春に花を咲かせる。それ故に「春菊」と名づけられたようだ。栄養価が高く、β-カロテン,ビタミンCが豊富に含まれている春菊だが、食用にしているのは日本、中国、韓国といった東アジア諸国だけのようだ。カルシウムも豊富で、牛乳以上の含有量がある。栽培はそれほど難しくないようなので、独特な香りが料理の邪魔になるのだろうか?ちなみに春菊の独特な香りリモネンといい、整腸作用,食欲増進,咳止めなどの効果がある。知ってましたか?春菊ってなかなか有能なんですよ!

 鍋やお浸しにして食べることが多いですが、えぐみが少ないので生でも食べることができます。ということで、春菊をサラダとして食べることにしました。そこでレシピをカンニング。ふむふむ。しらす,ツナ,牛肉,りんご,柿,オレンジ,ナッツ,豆……予想はしていましたが、定番な食材ばかりですね。ここは豆をブログで書いていた経験を活かして、豆……ではなく、オレンジにしましょう。理由は単純で、何が合うかついでに春菊について調べていると、リモネンは柑橘類に含まれる代表的な単環式モノテルペンであることを知りました。なので、柑橘類が合うだろうなーと思ったからです。ごめんね、豆……( ^ω^)

 水洗いした春菊を食べやすい一口サイズにカット。4cm程度ですかね。ごま油で軽くコーティングして、輪切りにしたオレンジを6等分して投入。ドレッシングはお酢と醤油を1:1の割合で混ぜたものを。ワインビネガーでも良かったかなぁーと、後になって思いました。まぁ、今回は東アジアに倣(なら)った味にしましょう。ヨーロッパでは観賞用らしいですし。

 味のほうは……うむ。なかなか美味であった。というか、今まで食べた中で春菊が最も輝いている料理ではなかろうか?鍋にして食べるときにはポン酢が合うので、柑橘類,醤油,酢が合うとは思っていましたが、ここまで春菊が引き立つとは………どうしても、ポン酢につけて食べるとポン酢味になってしまうので、春菊が触感と栄養価が高いだけの野菜になってしまいます(充分だろ!)。その点、今回のサラダは春菊そのものの味も楽しむことができる(すっぴんも素敵ですね!)。市場に出回っている間に、一度試してみてくださいな。

 なんと!今日で50記事目です!わー!パチパチパチ‼
 これからもゆる~く書いていこうと思いますのでよろしくお願いしますね(ゝω・)キラッ☆

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