おから料理に失敗した私。早速リベンジすることにしました。
“おから” 米になる
小麦粉やパン粉の代わりになるはずの“おからパウダー”ですが、水分を加え過ぎたせいかボロボロになってしまった。そこで今回は水分を規定量にして再挑戦することに。これで失敗したら、ちょっと心にダメージを負いそうです。私のメンタルは鋼のように強いときと、豆腐のように脆いときがあります。基本的には鋼なのですが、突然豆腐になるときがありまして、それと悲劇が重なった日には地獄。しばらく立ち直れません。なので、念には念を入れることにしました。水分を飛ばす定番料理……そう。炒飯(チャーハン)です!
ボロボロになる可能性があるなら、ボロボロにしてしまえと。逆転の発想ですね。ん?水分の量を調整して、固まるかどうか試すのではないのかって?そんなことは知りません。ここは一度、成功体験を挟むべきだと考えました。それにですね……昨日、Amazonリンクを貼っているときに思い出したのですが、依然におからハンバーグを買ったことがありまして、あの時も焼いていたらボロボロになったような記憶が………( ^ω^)
市販のおからハンバーグなので、水分量に私はノータッチです。それでもボロボロになったということは、ボロボロになりやすいのではないかと。いずれ再挑戦することにしますが、とりあえず今回は炒飯の米代わりに使うことにします。
炒飯を作る心構え
炒飯はお手軽に作れる定番料理です。誰でもそれなりの味になります、食べれない完成度になることはありません。しかしながら、美味しい炒飯となると途端にレベルが上がります。ただお米を炒めて味つけする料理と考えていたら、痛い目に合います。(炒め物だけに)
- 米がバラバラになるように水分を飛ばす
- 均一になるように素早く味付けをする
- 仕上げは酒でふっくらとさせる
この三つのポイントを意識するだけで味が変わります。
米がバラバラになるように水分を飛ばす
ご飯といえば、どれだけふっくらしているかが重要ですが、炒飯はそれだけでは美味しくなりません。炊き立てのご飯のようにお米同士が引っ付いていると、ただの味つけしたご飯になります。それならば炊き込みご飯を作ればいい。そのほうが美味しいです。炒飯を食べたいのであれば、米がバラバラになるように炒めましょう。
そのためには火力が必要です。中火でちんたら炒めていると、次第に米が潰れて情けない炒飯になってしまいます。高火力で一気に炒めましょう。となれば、当然のことながらスピードも必要になります。手早く炒めなければ、おこげができてしまいます。おこげが食べたいなら、石焼きビビンバのような料理にすればいい。
まずは米がバラバラになるように意識して炒めてみましょう!
均一になるように素早く味付けをする
どの料理にも言えることですが、食べるところによって味が変わるのはありえません。論ずるに値しません。もっとも意図的に味つけを変えることもありますが、その場合はお皿を分けて別の一品にするか、食事中に何かを加えることで味を変える。様々なソースを作るなどですね。炒飯でそんなことしなくていいです。舌が混乱して、不味く感じてしまいます。
味付けの基本は塩・胡椒ですね。もっとも一概には言えず、塩味(しおあじ・えんみ)を感じられれば構いません。「鹹(かん)」とも言います。具材の味を炒めながら移しても構いませんし、難易度は上がりますがスープを利用する方法もあります。いずれにせよ、確認しながら味つけをすることが作業スピード上困難です。経験が大事になりますね。入れ過ぎてしょっぱいなんて最悪です。
味は足せばなんとかなるので、濃くならないように意識しよう!
仕上げは酒でふっくらとさせる
水分を飛ばしてバラバラにしたご飯ですが、やはりご飯はふっくらしているほうが美味しいです。そこでお酒を利用するわけです。この一手間が実はかなり効果的だったりするのです。炒めすぎたとしても、多少はこの一手間でカバーできます。意外とお酒で仕上げをしていない人もいるのではないでしょうか?
様々な食材の味を高めるお酒ですが、こういう使い方もあるのです。入れ過ぎて、折角バラバラに炒めたのに、ベチャベチャになっちゃった……(ノД`)・゜・。なんてことにならないように。あくまで仕上げですので。
美味しくなるように愛(酒)を込めよう!
木綿豆腐で触感UP↑↑
お忘れの人もいるかと思いますが、今回はお米ではなく“おから”を使いました。なので、お米を使ったノーマルな炒飯よりも、当然ながら触感が弱くなってしまいます。そこで私は“木綿豆腐”を加えることに。どちらも大豆から作られているので相性は抜群というわけです。
味の方も、とても美味しかったです。やってやりました!オカラ・リベンジ成功ですね!
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