百味ビーンズ

フード

 正式名称は「バーティー・ボッツの百味ビーンズ」。イギリスの作家J・K・ローリングによる小説『ハリー・ポッター』で登場したお菓子で、様々な味があるゲテモノゼリービーンズである。どうしてこのお菓子を思い出したかと言うと、うずら豆を見て思い出したからだ。

 私が食べたことがあるのは、大阪にあるテーマパーク“USJ”こと“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”で販売されているものだが、作中の百味ビーンズはかなりヤバいものになっている。作中に登場するダンブルドアは初めて食べたときに“ゲロ味”を、再挑戦した際には“耳糞味”を食べた。(ウゲェ…

 “鰯”や“臓物”などは料理の材料になるのでまだ理解できるが、“目糞”,“鼻糞”,“ゲロ”,“ヨダレ”は気が狂っているとしか思えない。書くだけで気分が悪い。だが、その気が狂った作中商品をアメリカの企業“ジェリーベリー社”が再現したことがあるらしい。ジェリーベリー社曰く、「味は再現したが、それらを使用してはいない」そうだ。(どうして味がわかるんですかねぇ………

 一般市民には現在市販されているものぐらいが丁度良いですね。

 まぁ、料理をしていると新しい組み合わせは試してみたいもので、この前は初めて“甘いお粥”を作りました。中国では珍しくないですが、日本人からすると馴染みがないと思います。使用した食材は“冷凍ご飯”,“水”,“氷砂糖”,“葱(ねぎ)”,“金柑”だけ。台所に向かう前は“蓮根”を使おうと思っていたのですが、冷蔵庫になかったので“葱”を採用。薬膳を意識したので味は二の次だったのですが、食べてみたら意外と美味しかったです。病気で食欲がなくても氷砂糖からエネルギーを補給できるので、私の療養食リストに採用しました。ただ、次は“葱”ではなく“蓮根”を使おうと思います。葱はちょっと強かった………

 どんな食べ物でも強すぎる個性は扱いが難しいですね。

 あ、そうだ。USJに行かなくてもAmazonさんで百味ビーンズの購入は可能です!便利な世の中だ。

 

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