今日は完全に“豆”ではありません。今日は“茎わかめ”についてです。おつまみコーナーの定番“茎わかめ”ですが、その魅力はなんといってもシャキシャキした触感。ほのかな塩味とあっさりとした酸味も良いですよね。その素材になっている茎わかめが売っていたので買ってきました。その茎わかめっていうのが、チョー太いんですよ!まぁ、当然ですよね。一般的なおつまみの茎わかめといえば、薄く短冊状に切られています。ですが、そのような状態で海中にいるわけもなく……海は広い!茎わかめは太い!というわけです(どういうわけだよ
どういう味つけにしようか考えたとき、真っ先に浮かんだのは“塩”と“梅”でしたね。ですが、それだと面白くない。味が容易に想像できます。何にしようか……選ばれたのは“酢”と“梅酒”でした。おつまみの茎わかめは、“砂糖”“食塩”“みりん”といった和食の定番調味料と、酸味料、甘味料(ソルビトール)などで味付けされています。なので、それほどぶっ飛んだものを選んでいるわけでもないんですね。ただ、“酢”と“梅酒”を選んだときは、何で味つけされているか見ていません。つまり…どういうことかというと……センス…ですかね?
まず、塩抜きをします。薄い塩水に漬ければ浸透圧によって、茎わかめと水の塩分濃度が等しくなります。下処理の基本ですね。どうして薄い塩水を使用するかというと、一気に塩分濃度が下がることで、旨味も抜けてしまいます。それを避けるためです。この塩抜き作業の回数を細かくすれば、より丁寧な下処理になるので、時間があるときにやりましょう。
下処理が終われば好みの大きさに切って、沸騰させたお湯の中で茹でます。色が鮮やかな緑になりますので、そのタイミングで取り出してあげてください。で、水気をキッチンペーパーで取り、茹でている間につくった特製の液に漬け込んで瓶詰に!これで完成です!
ちょっと待て!特製の液とは何だ!
手の込んだものではありません。梅酒3oz(オンス,1オンス=約30ml)と酢1ozをステア(軽く混ぜる)したものです。最初は2:1の配合にしたのですが、味見するとむせちゃいまして……3:1にしたわけです。何日漬け込んだものが美味しいのか楽しみです。
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