キルシュヴァッサーが残っていたのでケーキを焼いた

フード

 冷蔵庫に製菓用のリキュールが少しだけ残っていた。サントリーのケーキマジック“キルシュワッサー”である。キルシュヴァッサー(ドイツ語:Kirschwasser)のほうが発音的に正しいと思うのですが、そもそも日本語の読み仮名にしている時点で全く同じということはないので、気にせずいきましょう。で、このキルシュヴァッサーなんですが、何のリキュールだと思いますか?正解は“サクランボ”のリキュールです!

 ちなみにですが、リキュールという用語はご存じですか?簡単に言えば、「スピリッツに果実などを加えて香りづけし、砂糖などを配合したお酒」です。“混成酒”の一種です。……ちょっと、用語を確認しておきましょうか。
 
 ・スピリッツ→醸造酒を蒸留し作ったお酒。アルコール度数が高い。蒸留酒ともいう。
        ジン,ウォッカ,テキーラ,ラム,ウイスキー,ブランデー,焼酎,泡盛…etc.

 ・醸造酒→原料を酵母によってアルコール発酵させて作ったお酒。アルコール度数は低め。
      ワイン,ビール,日本酒…etc.

 ・蒸留→混合物を一度蒸発させた後に凝縮することで、沸点の異なる成分を分けること。
     ※蒸留によってアルコール度数を高めていくわけです。

 さらっと答えられたら、ちょっとお酒を知っている人になれますね!

 キルシュヴァッサー(サクランボのリキュール)は、お菓子に爽やかで甘い香りを与えてくれます。果実系のお菓子を作るときに、結構合うと思います。今回はドライフルーツを使用したパウンドケーキを作りました。途中、オーブンから謎の煙が出る原因不明のアクシデントがありましたが、パウンドケーキ自体は上手に焼けました。(いったい何の煙だったんだ………

 味も良かったです!個人的な意見ですが、お菓子作りは怖いです。味つけを途中で確かめることができないので、レシピと経験に全てを委ねるしかありません。逆に言えば、レシピどおりに作れば間違いが起こらないのですが………それでも上手く作れないバレンタイン乙女は沢山いるもので………アーメン

 今、「アーメン」と言いましたが、実はちょっと用法違いです。知っていましたか?誓いや祈りなどに対して、“同意”を表す言葉ですので、さっきの使い方だと「何に同意したんだ?」とツッコまれるかもしれませんね。まぁ、自分で自分に同意したと思ってください。作中で今のように使われていた場合、私はそのように思うようにしています。

P.S.
世界が平和になりますように。
話は変わりますが、先日、短い小説を書きました。時期外れではありますが「梅雨の日の放課後に少女が不思議な出会いをした話」になっています。もしよろしければ読んでくださいな!

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