“さくさくぱんだ”というお菓子を久しぶりに食べたので、今日はそこから書いてみようと思う。まずネーミングですが、「さくさく」という音を組み込んだオノマトペ語句になっています。五感が良いですよね。気になるとすれば、“さくさくパンダ”ではなく、“さくさくぱんだ”である点。カバヤ食品株式会社さんのホームページを見てみると、“パンダ”は片仮名で書いている。商品名だけが“ぱんだ”で平仮名で書かれている。どうして片仮名ではないのだろうか?
「さくさく」の部分は、さくさくビスケット。その上にチョコレートでパンダの顔がデコレーションされているので、ビスケットは口の中でチョコレートを混ざり合い、しっとりとした触感になる。実はネーミングをほど「さくさく」ではない!しかし、その混ざり合った触感が絶妙に美味しい!このお菓子に「さくさく」を求めて買っている人はいないと思う。八割方は味と触感だろう。
ちなみに週刊少年ジャンプにて連載中の、芥見下々による『呪術廻戦』とコラボした商品が発売されている。作品内に“パンダ”という名前のキャラが登場するので、コラボしたというわけだ。余談だが、戦うパンダの歴史は古く、1987年より週刊少年サンデーで連載されていた、高橋留美子による『らん、ま1/2』。1997年にナムコより稼働された対戦戦闘ゲーム『鉄拳3』が有名どころである。2008年に公開された映画『カンフー・パンダ』も有名だろう。この作品はシリーズ化され、2011年には『カンフー・パンダ2』が、2016年には『カンフー・パンダ3』が公開された。また、短編映画やアニメが制作されるほどの人気作シリーズとなった。ここに挙げたキャラクターからもわかるように、パンダといえば片仮名表記なのだ。しかし、平仮名表記の人気者パンダもいる。“たれぱんだ”である。
“たれぱんだ”とは、1995年にサンエックスから登場したパンダキャラクターで、だら~んとした容姿になっている愛くるしいキャラクターである。ただ、販売されている“たれぱんだ”の絵本によると、毛は生えていない。白黒模様は表皮らしい。性別はオス,メス,その中間があるらしい。目,耳,鼻は目視できるが、口を目視されたことはない。このキャラクターをパンダと定義するかはお任せする。私個人としては、”パンダ”と“ぱんだ”は分けてもいいと考えている。いずれにせよ、パンダは何をしても可愛いものだ。
“さくさくぱんだ”発売25周年、おめでとうございます!
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