室内で始める花粉対策!その理由とは?

対策と理由

 温かくなるにつれて、目が痒くなったり、鼻水が垂れてきたり、くしゃみが止まらなかったりする人がいると思います。
 経験のある人なら花粉症だと気づけますが、経験のない人だと風邪と勘違いしてしまうことでしょう。
 風邪薬を呑み続けても治らないことで、やっと花粉症だと自覚した人もいるのではないでしょうか?

 アレルギー症状が起こることによって、快適な生活を送ることができません。
 何をするにしても妨げになる花粉症を防ぐために、室内でできる対策を見ていきましょう!

花粉症とは?

 花粉症とは、植物の花粉が原因でアレルギー症状を起こす病気です。
 季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、約60種類もの植物が日本で花粉症を引き起こす原因となっています。
 目の痒みや鼻水、鼻づまり、くしゃみといった症状があります。風邪とよく似ていますが、風邪薬では治らないので注意しましょう!

杉(スギ)
 日本で最も花粉症を引き起こす原因となる植物です。
 2月から4月にかけて花粉が飛散するので、気温が少しずつ温かくなるにつれてアレルギー症状が起こりやすくなります。
 成長が早く、真っすぐに伸び、強度がある杉は、加工しやすいこともあって、優れた木材として幅広く使われてきた。そのために植えられ杉が日本には大量にあり、それらが花粉を撒いています。

檜(ヒノキ)
 花粉が飛散する時期が、杉よりも若干遅い植物です。
 3月下旬から5月にかけて花粉が飛散するので、花粉症を発症した周りの人よりも遅れて発症した場合は、檜花粉が原因でアレルギー症状が起こっている可能性があります。
 杉同様に優れた木材であり、同じく日本には大量にあり、それらが花粉を撒いています。

稲(いね)
 稲花粉のピークは5月~6月にかけてです。
 日本では米の生産が盛んですので、この時期になると水田近くでは花粉が大量に飛散しています。
 また他のイネ科の植物も花粉を飛散させるので、水田以外の場所でも安全とは言えません。
 最大のピークは5月~6月にかけてですが、8月~9月にかけても花粉が飛散します。

 他にもまだ多くの植物が花粉を飛散させています。
 花粉症といっても全ての花粉が該当するわけではなく、人によってアレルギー症状を起こす花粉は異なります。また複数の花粉が該当することもあります。
 アレルギー症状は軽くても、何かしらの花粉で体調を崩す可能性があるので、花粉対策が重要になりますね!

室内でおこなう花粉対策

 室内だからといって、花粉によるアレルギー症状が起こらないということはありません。
 花粉が室内に入ることがあれば、当然のことながら花粉症になります。
 どのような対策があるか見ていきましょう!

掃除の回数を増やす
 入って来た花粉を、掃除によって綺麗にしましょう!
 床掃除だけでなく、寝具を水で湿らせたタオルなどで掃除することも効果的です。
 空気の出入り口であるドアや窓には花粉がついていますので、開閉するついでに拭く習慣をつけることが大切です。
 ハウスダストの対策にもなるので、まずは部屋を綺麗にしてみましょう!

空気清浄機を導入する
 新型コロナウイルスの影響で、空気清浄機を導入したところもあるはずです。
 いかがでしょうか?
 前年までと比較して、花粉症によるアレルギー症状が起きていないのではないでしょうか?
 空気清浄機には室内の花粉を取り除く効果があるので、稼働させておくだけで花粉対策をすることができます。
 花粉症に特化したタイプもあるので、間取りに合わせて最適な空気清浄機を選びましょう!

花粉対策を室内から始めるべき理由

 完全に締め切っていれば、室内に花粉が入ることはありません。
 ですが、外出するときは必然的にドアを開けますよね?
 また部屋の空気を換気しないと、ハウスダストによってアレルギー症状が起こるかもしれません。
 花粉を室内に入れないのではなく、室内に入った花粉への対策が大事になるわけです!
 外出から戻った際には、衣服に付着した花粉を落とすというのも、一つの対策です。
 植物から飛散したときには目視することができても、花粉の一つ一つを目視することは至難の業になります。
 目視できなくて蔑ろにしてしまう花粉対策は、外出するときだけでなく室内から始めましょう!

まとめ

 いかがだったでしょうか?
 外出する際には花粉対策をしていたとしても、室内では花粉対策を怠っていたのではないでしょうか?
 空気清浄機を導入したとしても、室内に入って床に溜まった花粉は取り除けません。
 こまめに掃除をすることで、室内でアレルギー症状が起こる確率を下げることができます。
 花粉対策を徹底することで、快適な生活環境を整えることができます!
 今から始められることもあるので、室内から花粉対策を始めてみましょう!

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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