間違うと恥ずかしい!ウグイスってどんな鳥?

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メジロの魅力を再確認

 昨日、メジロについて書きました。メジロ…可愛いですよね。特に目がキュートです。黒い眼玉の周りが白い毛で囲われているのが、愛くるしくさせているのでしょう。

 思い出してくださいビンドゥンドゥンを!えっ!?知らない!?そんなバカな!!

 北京オリンピック2020のマスコットキャラクター冰墩墩(ビンドゥンドゥン)ですよ!
 このように、目の周りが囲われていると愛くるしさが増しますよね。身の回りを見てみたら、「あ!そういえばこのキャラクターも目の周りが囲われている!」という発見があるかもしれません。

 さて、メジロの魅力に戻ります。「チー、チー、チー」と鳴きながら、枝の上でちょこちょこ動く姿も可愛いです。警戒心が緩いので、長い間眺めることもできます。花の蜜や果汁を好み、チューチューしている姿も良いですねぇ~

メジロ

ウグイスとの見分け方!

ウグイス

 鳥さんが飛んでいたら、「ねぇねぇ。あの鳥かわいいね!何ていうのかな?」と質問されることもあるでしょう。そんなとき「ホーホケキョ」と鳴いてくれたら「ウグイスだよ」とスマートに答えられるのですが、鳴いてくれないと「ウグイスかな?」と締まりのない返事になってしまいます。カッコ悪いですね。そこで覚えてほしいのが、この3つのポイントです!

  • “ウグイス色”は茶色と黒色が混じった緑色!
  • ウグイスは蜜よりも昆虫などを好む!
  • ウグイスは警戒心がかなり強い!

 まず一つ目についてですが、“ウグイス色”と聞けば鮮やかな緑色を思い浮かべる人が多いと思います。グリーンピースから作る“うぐいす餡”が原因かもしれません。色を鮮やかにして、見た目を良くするために、うぐいす餡は着色されることが少なくありません。

うぐいす餡

 どうですか?思っているよりも、ウグイス色(鶯色)は暗い色です。また一つ賢くなりましたね!

 二つ目ですが、メジロが花の蜜や果汁を好むのに対し、ウグイスは昆虫などを好んで食べます。ただ、日本人はアレに騙されている人がいると思います。そう、花札です。

「梅に鶯」

 花札のせいで、“梅”と“ウグイス(鶯)”をセットにして覚えている可能性があります。なぜ、ウグイスなのにメジロみたいな色かは定かでありません。様々な説がありますが、ハッキリしていません。ということは、十中八九間違ったのでしょう。「あの…先生。梅の木にとまっていたのはメジロですよ……」「……違うもん!ウグイスだもん!目の周りが白じゃなかったもん!」「では、何色でしたか?」「……赤?」「梅の色だと思うけど黙っておこう。もうこの人ダメだわ(なるほど!)」「ウグイスだもん……グスン」的なやり取りがあったに違いありません!

 三つ目ですが、つまり、滅多に近寄ってこないということです
 「あっ…行っちゃった……嫌われた………」
 安心してください。ただ警戒心が強いだけです。メジロに逃げられるのは富岡義勇(『鬼滅の刃』より)ぐらいだと思います。もし出会ってすぐに逃げられたら、「ウグイスか。可愛いやつめ」と遠くの空を眺めながら呟きましょう。

 なので、観察する際には山で息を殺して、鳴き声が聞こえるのをジッと待ちましょう

ウグイスって飼育できるの?

 残念ながら鳥獣保護法によって、捕獲・飼育が禁止されています

 室町時代、八代将軍“足利義政”のころに流行し、一度法度によって禁止されたウグイスの飼育。江戸時代に解禁されましたが、再び禁止されてしまいました。

 ちなみにメジロを飼育することもできません。ですが、メジロは庭に遊びに来てくれる可能性が高いです。地球という籠に入れられた者同士、私生活の中で一期一会の出逢いをしましょう!(良いこと言った

P.S.
 話は変わりますが、先日、短い小説を書きました。時期外れではありますが「梅雨の日の放課後に少女が不思議な出会いをした話」になっています。もしよろしければ読んでくださいな!

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